メインのデスクトップPCとして使っていたソニーの「VAIO Type R master」を修理に出しました。
今日修理に出した「SONY VAIO Type R master」(VGC-RM91S1)
(上は光学ドライブなどが入ったアクセス・ユニットで、下がメイン・ユニット)
僕はメインのデスクトップPCとして、ソニーの「VAIO Type R master」(VGC-RM91S1)を使っていました。これは、一昨年2007年1月にWindows Vistaが発売される直前に、ソニーの直販サイトである「SONY STYLE」で注文したVistaプリインストール・モデルで、同年2月下旬に届いたものです。(なお、この「VAIO Type R master」というモデルは昨年2008年に生産完了となり、代わりに一体型のデスクトップである「VAIO Type R」が新しく出ています。)
それから2年4カ月弱の間、動画編集を中心として色々なことで毎日のように使っていました。Vistaなのでスリープ運用で使用していました。ちなみに、VistaはSP2をインストールしてありました。
先週6月5日(金)深夜にスリープにした後、翌日6月6日(土)昼前にキーボードのスペースキーを押しても電源が入らないことに気が付きました。いつもなら、スペースキーを押すだけで、スリープからすぐに復帰して使えるようになります。この時は、電源スイッチを押したら、休止状態から復帰する時のように「Windowsを再開します」というメッセージが出て、Vistaが起動しました。
その日の夜にまたスリープにした後、翌日7日(日)の昼前にスペースキーを押したら、またスリープから復帰しませんでした。スリープ中は電源ボタンがオレンジ色に光っているのですが、見たら消灯していました。僕はてっきり、スリープ中にシャットダウンしてしまったのだろうと思いました。電源ボタンを3回押したら、BIOSのメッセージで
The CPU was previously shutdown due to a thermal event (overheating).
Press F2 to RUN SETUP or press F1 to continue.[訳:CPUは前に温度の問題(オーバーヒート)でシャットダウンしました。
SETUPを起動するにはF2を、続行するにはF1を押して下さい。]
と出ました。F1を押したら、また「Windowsを再開します」というメッセージが出てVistaが起動しました。いったんVistaが起動すれば、後は問題なくPCを利用できていました。
この日6月7日(日)に、「SONY STYLE」専用のVAIOサポート窓口に電話をしました(この電話サポートは無料ですが、電話番号は非公開です)。「スリープ中にシャットダウンする」という症状を話したところ、Windowsやインストールしたソフトが疑わしいから、msconfigでスタートアップの項目を初期のものだけにチェックを入れるように指示されて、その項目を言われました。で、その状態で運用してみて問題がなければWindowsかソフトの問題で、BIOSの画面を表示したままにしてシャットダウンするようであれば、ハードウェアの問題だと言われました。
その日は晴れて暑かったので、まずBIOSのハードウェア・モニタリングの画面を出したまま、5時間ほど放置してみました。室温は31度台に上昇し、CPUのコアの温度も36度から47度まで上がりましたが、シャットダウンはせずPCは動き続けていました。
次に、冷房を入れて室温を十分下げてからVistaを起動して、msconfigのスタートアップの設定がサポートの電話で言われた通りになっているのを確認し、スリープにしました。1時間後にスペースキーを押したら、また復帰に失敗し、電源スイッチを押して電源を入れました。2,3時間PCを使ってから、深夜にまたスリープにしました。この後は冷房をガンガン効かせて、一晩中室温を22度台にしたままにしておきました。
翌日6月8日(月)にスリープから復帰させようとスペースキーを押しましたが、また復帰しませんでした。電源スイッチを10回くらい押して、ようやく上記のようなBIOSとWindowsのメッセージが出て起動しました。
このままでは危ないので、とにかくフルバックアップを取ることにしました。いったん起動すればPCは動き続けてくれるので、500GBのHDD6台のフルバックアップを、外付けのUSB接続のHDDに取りました。この作業は約1日半かかり、昨日10日(水)朝にようやく終わりました。
この後いろいろテストしてみたら、スリープして10分後には復帰するけれど30分後には復帰しないことが分かりした。また、スリープ中にシャットダウンしているのではなく、スリープから復帰させるためにスペースキーを押した時に、スリープ中オレンジ色に光っている電源ランプが消灯することも分かりました。つまり、「スリープ中にシャットダウンする」というのは全く僕の勘違いだったわけです。
そこで、シャットダウンさせたらどうなるか試してみました。やはり、スリープさせた時と同様に、シャットダウンして10分後には起動するけれども、30分後には起動しないことが分かりました。
また、電源スイッチを押して起動させる時には、本体から「ピーポーピーポー」という音がします。BIOSのハードウェア・モニタリングの画面では、1.5Vのラインが1.2V台しかありません。
もうこれは、Windowsとかソフトウェアの問題ではなく、明らかにハードウェアの異常です。問題があるとすれば、電源かファンか温度センサーの異常でしょう。
修理に出すと、HDDをリカバリされる恐れがあります。なので、本体に入っていた500GBのHDD6台を全部抜きました(HDDを元に戻せばRAID構成も復元されます)。今までにRAIDを構成しているHDDが3台異常になって交換してリビルドをかけたことがあるので、予備に新品の500GBのHDDを1台持っていました。この新品のHDD1台だけを入れて、リカバリを行いました。
HDD1台だけへのリカバリ直後で、LANケーブルなど周辺機器をいっさいつないでいない状態でも、「シャットダウンまたはスリープ後30分以上経つと電源が1回で入らない」という現象が再現しました。
昨日10日(水)午後に、またサポート窓口に電話をかけて、HDDが自分で交換したもの1台だけの状態で修理に出してもいいという了承を得ました。検査用のHDDをつないでみて、チェックするそうです。
「SONY STYLE」の「3年間保証サービス(ワイド)」に入っていて、まだ3年間経っていないので、基本的に修理代は無料のはずです。ただし、自分でやったHDDの交換が原因だったり、HDDの交換が必要と判断された場合には有償になるということを言われました。
こんなことなら、初めからHDD6台構成などで注文せずに、最低容量のHDD1台だけで注文して購入しておけば良かったと思いました。この場合、購入時のHDDは抜いて保管しておき、必要なHDDはすべて自分で買って装着しておくわけです。WindowsやソフトやHDD以外のハードウェアのトラブルが起こった場合には、自分で装着したHDDを全部抜いて、購入時のHDD1台だけを入れてチェックして、それでも問題が出るようなら、購入時のHDD1台の状態のままで修理に出せるわけですから。
今日午前中に宅配便の業者の人が専用の箱を持ってきて、PC本体を引き取りに来てくれました。ソニーの引き取り修理では、梱包も業者の人がやってくれるのがいいです。
今年10月22日には「Windows 7」が登場するので、その時かまたは、この「VAIO Type R master」の3年間保証が切れる来年初めには、「Windows 7」がプリインストールされたデスクトップPCを購入するか、あるいは自作するつもりでいます。なので、この「VAIO Type R master」にもう一頑張りして欲しいので、修理に出して何とか無償で直ってくれることを期待しています。
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